オタクの戯言

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【感想】ナルト愛好家が賛否両論あったサムライ8八丸伝を読みました(ネタバレ)

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はじめに

当ブログにお越しいただき恐悦至極にございます。あにおです。

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出典:集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト「岸本斉史・大久保彰『サムライ8 八丸伝』」(集英社、2019)

いつから始まるかなどは全くのノーマークでしたが、5月13日発売の週刊少年ジャンプ24号で気付いたら始まっていました(笑)

ナルト大好きマンである私、岸本先生が原作というなら読まないという選択肢はありません。

ネットで評判をざっと確認したところ賛否両論といった感じでしたが、果たして素直に楽しめるでしょうか・・・。

ということで、今回は実際に読んでみて期待通り面白かったのか、正直な感想を書いていきたいと思っています。


それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

※長々と読んでられない!という場合は目次の「忙しい人のためのまとめ」から飛んでください。

岸本先生ではなく大久保彰先生による作画に違和感はあったか

原作が岸本先生なら何で作画を他の人にしたんだろう?別にどちらも岸本先生で良いのでは?と頭をよぎったのは否めません。

ナルトでは立体的な構図やキャラクターの躍動感などで、ワクワクしたことが結構ありましたしね。

そうするとどうしてもマイナスからというか、否定的な感情が若干ありつつ作品に向ってしまいます。

が、読んでみると違和感を覚えたシーンは一切なく、意外にもすんなりと受け入れることができました。

ところどころに岸本先生っぽい雰囲気を感じながらも、それとは違ったデザインといういいとこどりの状態だったといえるかもしれません。

また、岸本先生が描かなかったことで下手にナルトと重ねなくて済んだというメリットもありましたね。

タイトルから昔の話かと思いきやSFチックな内容だった

「サムライ」というくらいですから、江戸時代を想像してテイストは昔話ふうなのかなと想像していました。

しかし、実際に読んでみるとそんなことはなく、現代にもあるVRだったり物々しい生命維持装置だったりと近未来感が満載ではありませんか。

しかも、宇宙規模の内容であることが示唆されていたり、サイボーグの身体が普通に登場してきたりと大元には江戸時代のサムライがあるもののどちらかというとSFの要素が強かったです。

ジャンプの王道ともいえる展開で看板作品の一つになりそうな面白さがあった

もうすこし詳しく内容に触れていきたいと思います。


冒頭、いきなり強そうなサムライ(?)の2人による戦いのシーンから始まります。

ここのやり取りはよくあるサムライというか古風な漢(おとこ)同士の渋いもので、悪く言えば使い古されているため興味をひくものではありませんでした。

が、このあと場面が一変して主人公である八丸が巨大な機械に繋がれ、VRっぽいゴーグルを外すシーンに移ります。

いってみれば瞬間夢落ちのようなもので、先ほどまでのアレはゲームの中のお話というではありませんか。ここで一気に引き込まれましたね。


ここから、本作の主人公がこの八丸で、彼は巨大な生命維持装置に繋がれていて自由に外出すらできない薄弱な少年(しかも先端恐怖症)であることが徐々にわかってきます。

この辺りは万年ドベだったナルトと重なるものがあり、段々と成長し強くなっていくであろうことが期待されました。

もっとも、ナルトの時と違い八丸は自由に動くことすらできず、このままでは動きのある内容を描くのは難しいといえます。

その問題をクリアすべく彼の生命維持装置を作っている父が、必要となるパーツを購入するために明らかに悪そうな奴へ会いに行くことで物語が大きく動き出しました。


ペット型ロボットである早太郎が咥えてきた達磨っぽいものが猫型ロボザムライの達麻で、冒頭のゲームと思っていたものは達麻作。

つまり夢落ちではなく実際にあったことっぽい。熱い。

そんな事実が発覚している裏で父が取引相手の人質となってしまい、助けて欲しくば切腹をしろと八丸が迫られる。

いつも悪態をついてるんだから放っておけと泣きながら止める父を振り切り、本当は大好きだと叫びながら切腹をする八丸。先端恐怖症なのに!熱い!!

その勇気を称賛するかのように、八丸の身体がサイボーグに適合していき強く生まれ変わる。熱い!!!

名実ともにサムライとなった八丸は、見事敵の親玉を撃破しここからさあどうなる?!というところで1話が終わりました。ずるい・・・!



かなりざっくりとですが、大まかにいえば以上のような展開でした。

この弱い主人公がひとかけらの勇気を振り絞り、自分を犠牲にして他人を思いやった結果強く生まれ変わるという一連の流れは、まさに少年ジャンプの王道といってもいいと思います。

ベタではありますが父親とのケンカや先端恐怖症という設定がより八丸の「切腹」という行動を感動的なものにしていて、素直にグッときてしまいました。

確かに意外性はそこまでないともいえますが、王道というのは得てしてそういうものですし個人的には好感の持てる流れでしたね。

この王道であるという点が、賛否両論を巻き起こした要因なのかもしれません。

忙しい人のためのまとめ

  • 作画に違和感はなく、大久保先生だったからこそナルトと重ね合わせなくて済んだ
  • サムライというタイトルから昔の時代が舞台だと思っていたが、どちらかというと近未来的でSFチックだった
  • 弱い主人公が勇気を振り絞ることで強くなるという展開で、まさに少年ジャンプの王道ともいえるものだった

おわりに

もちろん奇をてらった意外性のある物語も好きですが、こういった良い意味で分かりやすい王道の作品も好きです。

作画の違和感もなく読んでいてワクワクしましたし、これからの展開が楽しみですね。

王道作品はもういいかな・・・というかたでなければ楽しめると思うので、まだというかたは試しに読んでみてはいかがでしょう。



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、またのお越しをお待ちしております。

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